食べ物と血管の病気.野菜について.
食べ物と血管の病気について何回かにわたってご説明します.
今回は野菜についてです.
野菜をしっかり食べていると,死亡数,脳卒中や心筋梗塞・狭心症の
危険性が低くなることが報告されています.
特に脳卒中予防では,アブラナ科の野菜(大根,キャベツ,小松菜,ブロッコリーなど)や
緑黄色野菜が有用である可能性が示されています.
緑黄色野菜を含め野菜をしっかり食べることは,心筋梗塞・狭心症や脳卒中の
予防につながる可能性があります.
ただし,漬物野菜では,塩分を取り過ぎて血圧が高くなってしまうと
その効果が損なわれてしまいます.塩分を取り過ぎないように注意が必要です.
(参考資料 動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年度版 日本動脈硬化学会)